中級・上級ポーズを練習する意味について。

ハッキリ言って、中級や上級のポーズができるようになったからと言って、肉体的にものすごく健康になるかというと、私はそう思いません。

むしろ、関節の構造上の可動域を越えたポーズも多く、体に負担をかけるものもあります。
肉体的な健康を求めるのであれば、ベーシックなポーズの練習だけで充分です。

ではなぜ、わざわざ私たちYogi は中級・上級のポーズにチャレンジするのか?
それは、精神鍛錬のためです。

日本でも滝行や火の上を歩くなど、どう考えても健康上負担がかかるけど、行われる行法があります。

ヨガの中級・上級ポーズも、同じ様なものでしょう。
つまり、肉体的・精神的に強い集中を要し、忍耐力や勇気を鍛えるために実践するのです。

でも、先程も書いた様に、極端な行法をやらなくてもまったく問題ないですし、体には負担がかかるので、指導を受けるには熟練した指導者を見つける必要があります。

そして、先天的・後天的な体の構造上、その人にはできないポーズもあります。
受け入れるのもヨガの学びです。
闇雲に練習して怪我したら、それこそ悲しいですよね。

ベーシックなポーズから学べる事もたくさんあります。
そして、ポーズの練習は、その取り組みの過程の中にこそ気付きが生まれます。
完成させることが目的ではありません。

自分の体と心と対話しながら、自分と向き合うためにヨガの練習を続けていきましょうね😊

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